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本の感想

『最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる!』 ~人生のピンチはギフトだった!?~

shiro_kitsune

■ はじめに

「なんでこんなにツイてないんだろう…」
「なんで自分ばかりこんな目に…?」

人生には、どうしようもなく辛いことが突然降りかかることがあります。大切な人との別

れ、仕事の失敗、夢が叶わない挫折…。そんなとき、「これは試練なのか?それともただの不

運なのか?」と悩んでしまうこともあるでしょう。

でも、しんちゃんさんの『最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる!』を読むと、「もしか

したら、この“最悪”と思える出来事は、未来の幸せの前兆なのかもしれない」と考えられる

ようになります。

この本は、「不幸だと思っていたことが、実は人生にとって最高のギフトだった」という実例

やエピソードがたくさん詰まった一冊。読んでいると、「もしかしたら今の苦しみも、未来の

自分を幸せにするための伏線なのかも?」と思えてきます。

この記事では、本書の感想とともに、特に心に響いた名言や、読んで実践してみたことを紹介していきます!

著者:しんちゃん 出版社:かんき出版


■ 「不幸」は本当に悪いものなのか?

私たちは普通、「不幸=悪いこと」と思いがちです。例えば…

  • 仕事で大失敗した
  • 付き合っていた人に振られた
  • 目標が達成できなかった

こういう出来事があると、「最悪だ…」と思ってしまいますよね。でも、本書を読んで考え方が変わりました。

しんちゃんさんは、こう言っています。

「人生に起こることに意味があるかどうかは、自分の解釈次第。」

つまり、同じ出来事でも、それを「不幸だ」と思うか「幸せにつながる試練」と思うかで、未来が変わるということ。

実際に、本書では「一見すると最悪の出来事だったけど、結果的にそれが人生の大きな転機になった」というエピソードがたくさん紹介されています。


■ 心に響いた名言とエピソード

① 「不幸は、人生が変わるサイン」

「人生で大きな不幸が起こるとき、それは変わるべきタイミング。」

これは本書の中で何度も語られているメッセージです。

例えば、ある男性は長年勤めた会社を突然クビになりました。最初は「人生最悪だ…」と思

って落ち込んだそうです。でも、その出来事がきっかけで昔からやりたかった仕事に挑戦し

、最終的には独立して成功しました。

もし彼がクビになっていなかったら、ずっと「本当にやりたいこと」に挑戦することはなかったかもしれません。

つまり、私たちが「最悪だ…」と思う出来事も、実は人生をもっと良い方向に変えるための合図」なのかもしれないのです。


② 「試練の大きさ=未来の幸せの大きさ」

本書では、「試練の大きさと、未来の幸せの大きさは比例する」とも書かれています。

例えば、スティーブ・ジョブズの話が紹介されています。ジョブズは、自分が創業したアップ

ル社を追い出されるという人生最大の挫折を経験しました。でも、その後ピクサーを成功さ

せ、最終的にアップルに復帰し、iPhoneを生み出しました。

このように、「試練」があるからこそ、より大きな成功や幸せが待っているのかもしれません。


③ 「今の苦しみも、未来の自分が感謝する」

本書には、「どんなに苦しい出来事でも、未来の自分が『あのときの試練があったから、今がある』と思える日がくる」というメッセージが繰り返し出てきます。

たとえば、過去の失恋があったからこそ、本当に自分に合ったパートナーと出会えた。
大きな失敗があったからこそ、成長できて夢を叶えられた。

そんな風に振り返ってみると、「今の苦しみも、きっと未来につながっているんだ」と思えますよね。


■ 読んで実践してみたこと

① 「嫌なことが起こったら、それが未来の幸せにつながると考える」

本書を読んでから、日常の「嫌なこと」に対して、意識的にこう考えるようにしました。

例えば、予定がキャンセルになったとき、「これは何か別の良いことが起こるサインかも?」と考えてみる。

すると、実際にそのおかげで新しい出会いがあったり、偶然良い出来事が起こることが増えました。


② 「過去の“最悪”な出来事が、どう幸せにつながったか振り返る」

本書を読んで、「過去に経験した不幸が、どう未来の幸せにつながったか」を振り返ってみました。

例えば、ある時期に仕事で大失敗して落ち込んでいたことがありました。でも、その経験の

おかげで「もっと自分を成長させよう!」と思い、新しいスキルを身につけることができま

した。結果的に、それがキャリアアップにつながったんです。

こうして考えると、「今の苦しみも、いつか必ず幸せにつながる」と信じられるようになります。


■ まとめ ~不幸は未来の幸せの伏線だった!~

『最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる!』は、「人生に起こる出来事の捉え方」を根本から変えてくれる一冊でした。

不幸は、人生の転機のサインかもしれない
試練の大きさは、未来の幸せの大きさに比例する
過去の不幸が、未来の幸せにつながっていることに気づく

この本を読んでから、「不幸=悪いこと」という考え方が変わりました。今起こっている辛い

ことも、未来の自分が「ありがとう!」と言いたくなる出来事につながっているのかもしれ

ません。

もし今、何か辛いことがある人は、この本を手に取ってみてください。きっと、今の「不幸」の見え方が変わるはずです!

ABOUT ME
しろきつね
しろきつね
ブロガー / 会社員
会社員として働くだけではリスクが大きすぎると思い、2024年にブログ副業を開始。目標は毎日ワクワク心が踊る日々を送ること。 そして静かな街で犬と猫を飼ってのんびり平穏な日々を過ごしたい。
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