【残酷すぎる幸せとお金の経済学】
おはようございます。
しろきつねです。
当ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。
このブログでは『筆者 佐藤 一磨』さんが書かれた『残酷すぎる幸せとお金の経済学』を紹介しています。
残酷すぎる幸せとお金の経済学
幸せとお金と年齢と未婚・既婚などの関係を、データで分かりやすく説明してくれていて読みやすく面白い本でした。
本当に残酷です。
年収と幸福度や満足度の関係性に関する本は何種類か読んだことがあるのですが、大体は年収800万からは幸福度や満足度が変わらなくなると書かれていました。
この本は違いました。
日本人は違うと言うことが書かれていてまさかの衝撃で、
まさかの年収が上がり続けると幸福度と満足度が上がり続けるという事実。
日本人は小さいときからお金と話をすると、卑しいとかお金持ちは汚いことをしてるからお金持ちなんだと聞かされている人が多く筆者もその1人です。
それがデータを見ると全く違うんですね。
もう少し詳しく書くとU字のように48歳まで幸福度が落ち続けて、そこから幸福度が戻っていくような感じなのですが、お金があると幸福度や満足度が落ちることなく右肩上がりで一直線に上がっていくみたいです。笑っちゃいますね!
お金が幸福度と満足度にどれだけ大事なのかというのが、めちゃくちゃ理解できます。
その他にも、結婚と幸せについても書かれていました。
夫婦の学歴の差や年収の差によって幸福度が違うみたいです。
最近は奥さんの方が学歴が高い夫婦が増えているみたいで、旦那さんのほうが奥さんより学歴が低いと幸福度が下がる傾向にあるみたいですね。
年収も同じで、奥さんの方が年収が高いと旦那さんの幸福度は下がるそうで旦那とは無駄にプライドが高いのかなと思いましたね。
私だったら奥さんの方が年収が高くても全く何も思いませんね。逆に奥さんが社会で評価されているのがメチャクチャ嬉しく思いますし、仕事で忙しく家事をする時間がなければ喜んでしますよ。
独身の男性が一番幸福度が低いというのには納得しましたが、
一番ビックリしたのが、子供のいる女性と子供のいない女性の幸福度のデータです。
まさかの子供がいない女性の方が、子供がいる女性よりも幸福度も満足度も高いという事実。家族連れで幸せそうに見えていても実際は違うんだということに驚きました。
アメリカでも少し前までは、今の日本と全く同じデータだったのですが昨今は企業が積極的に男性にも育休を取得することを勧めているらしく、男性が育児に参加するようになったため女性の幸福度と満足度の差が、子供のいない女性と差がそれほどなくなってきているみたいです。
その他の要因としては、女性は仕事を辞めなくていいのでキャリアに傷がつかず年収も下がらないのも大きな要因な気がします。
日本でも昨今は育児に参加するようになりデータはよくなっていると思いますが、子供が小さいうちは女性が仕事を辞めざるを得ないのが実情です。
ちなみに男性の場合は、子供がいてもいなくても幸福度も満足度も変わりません。
男性が育児に参加していない世帯がまだまだ多いというのがデータとしても見れて、これが今の日本の現実なんだなと思いました。
離婚と幸せの関係ついても書かれていて
女性は離婚をしたら2年すれば幸福度が徐々に上がっていくそうなのですが、
男性の場合は5年も引きづるみたいで、離婚する場合は男性の方が不幸になるみたいです。
昨今は共働きが増えて離婚が増えていますが、
その中で離婚しない夫婦には特徴があるみたいです。
それは何かというと奥さんが旦那を尻に敷いている夫婦です。
もしかしたら、この形が1番幸せな家庭なのかもしれませんね。
それとは逆に離婚の確率が高くなるのは、お金です。
世帯主が失業して収入がなくなり生活が苦しくなると離婚確率がグッと高まるみたいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
お金があれば幸福度と満足度は上がり続け離婚する確率も下げることができます。
幸福度と満足度を上げるも下げるもお金なんです!
お金もめちゃくちゃ重要なんですが、
良好な夫婦関係を続けるにはそれだけではなく、
旦那さんが家事と育児に参加すればするほど、奥さんの幸福度が上がるんですよ!!
そのために仕事と家事育児のバランスを考え、夫婦で話し合う時間を増やすことで夫婦関係が良好になり、お互いの幸福度が上がりますので参考にして頂ければ幸いです。
日本の旦那さんはドンドン働いてドンドン尻に敷かれていきましょう!!笑