【いらない保険】
おはようございます。
しろきつねです。
当ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。
このブログでは『筆者 永田 宏・後田 亨』さんが書かれた『いらない保険』を紹介しています。
いらない保険
この本を読めば、保険会社がどれだけ手数料を抜き保険会社にとって不都合な保険の真実を学ぶことができ、皆さんが保険に無駄な出費をしているのかを学ぶことができます。
無駄な出費を減らすことで家計を良くし、将来的に資産を築く足掛かりにしていただけたら幸いです。
先進医療は、最新の医療技術や治療法を指しますが、その効果が必ずしも確実ではないため、慎重に考える必要があります。特に、先進医療に関する特約は、健康保険の適用が進むにつれてその意味が薄れていくと指摘されています。つまり、特約を付けることで得られるメリットが少なくなる可能性があるのです。
また、がん保険や終身医療保険、介護保険についても、コストパフォーマンスが悪いとされ、多くの人が必要ないと考えています。これらの保険は、保険料に対して受けられる保障が十分でない場合が多く、特に手数料が高いため、実際に保険を利用する際の負担が大きくなります。医療技術の進歩により、保険が適用されない新しい治療法が増えていることも、保険の必要性を疑問視させる要因となっています。
がん治療に関しては、高額療養費制度を利用することで、自己負担額が大幅に軽減されることが知られています。この制度を利用すれば、治療費が高額になった場合でも、自己負担は一定の上限に抑えられます。これにより、がん保険に加入する必要性が低くなると考えられています。
さらに、多くの保険商品は手数料が高く、保険会社が利益を上げる仕組みが存在します。保険は「相互扶助」の名のもとに顧客を集めていますが、実際には高い手数料を取ることで利益を上げているという批判もあります。このような状況では、保険に加入することが必ずしも安心につながるとは限りません。
日本の皆保険制度は、すべての国民が医療を受けられる仕組みを提供しています。この制度により、高額療養費制度を利用することで、治療費の自己負担が軽減できる。
仮に100万円の治療費が掛かった場合、3割負担で自己負担は30万円、そして高額療養費制度を使うと収入によるが1ヶ月の自己負担額は9万円程度で治療できる。
さらに大手の加入する健康保険組合や公務員の加入する共済組合の場合は付加給付制度が設定されていることがあり、自己負担額はさらに下がることがあるため確認しておいた方がいいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
民間の保険に個人で入る必要はあまりなく、日本に生まれた方は世界最強の公的保険に皆さんは加入しているということを理解して無駄に払っていた保険を解約し、家計を見直すきっかけになればと思います。
保険のことをしっかり学び1人でも多くの人がコストやリスクについて学ぶことで、無駄なお金を使わないようにしてくれればと思います。
長生きのリスクに備えるために、働けるうちは働いてお金を稼ぎ、働けなくなったら年金をもらうという考えを持った方が方がいいです。
それでも民間の保険に加入したい人には本書でオススメの保険が書かれているので、ぜひ本書を手に取って読んでください。