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【書評・感想】『書く習慣』(いしかわゆき)|1日1行から始める、人生が変わる「書く力」

shiro_kitsune

「文章を書きたいけど、続かない…」「どうしても、うまく書けない…」

そんな悩みを抱えているあなたにこそ読んでほしいのが、いしかわゆきさんの著書『書く習慣』です。

本書は、「書くことを特別な才能や職業のものにしないで、誰でもできることとして取り組もう」というメッセージにあふれた一冊。

著者自身も最初は書くことに苦手意識を持っていたからこそ、読者の立場に寄り添った言葉が並びます。

この記事では、『書く習慣』の内容や印象的だったポイント、実際に実践して感じた効果、どんな人におすすめかを詳しく紹介していきます。


📘『書く習慣』はどんな本?

本書のテーマは、「誰でも書くことを習慣にできる」というシンプルかつ力強いものです。

文章を書くことに苦手意識がある人、続けることができない人、自分の思いをうまくアウト

プットしたい人に向けて、「書き続けるコツ」「書く時間の作り方」「完璧を目指さない考え

方」などをやさしい言葉で伝えてくれます。

🔖 構成の一部を紹介すると…

  • なぜ書くのか?:書くことの意味・目的
  • どう習慣化するか?:毎日続けるコツやハードルの下げ方
  • 続けるための工夫:モチベーションを保つための仕掛け

著者はフリーライターとしての実体験をもとに書いており、説得力と共感にあふれています。

📖 書籍情報

  • タイトル:書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜
  • 著者:いしかわ ゆき
  • 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • ジャンル:文章技術

📚 書く力・習慣化をテーマにした本

書くことや継続力に興味がある方におすすめ!(書籍名をクリックしていただくと関連記事を読めます)

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✍️ 印象に残った3つのポイント

① 最初からうまく書こうとしなくていい

「書くことは、最初から100点を目指すものではない。書きながら整えればいい」

書籍:書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜 著者:いしかわ ゆき 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

多くの人が「最初からきれいな文章を書かないとダメ」と思ってしまいます。

しかし、書くことは完成形を目指すのではなく、まずは「書き出すこと」に意味がある。

この一文を読んで、私も肩の力が抜けました。

プロの作家でさえ、何度もリライトして完成させている。

だからこそ、最初は未完成でも構わない。

これは「とにかく書く」という行動を促す魔法のフレーズです。

② 毎日続けるための小さな工夫

「書く習慣」を作るには、「いかにハードルを下げて、行動しやすくするか」がカギ。

本書では、以下のような続けやすいアイデアがいくつも紹介されています。

  • 書く時間を固定する(朝の10分、寝る前の15分など)
  • 一行でもOKとする(文章量よりも「続ける」ことが大事)
  • 誰にも見せない文章でもいい(メモや日記から始めよう)

私自身、毎日1000文字を書くのは難しいと感じていたのですが、「一行だけなら…」と考えると自然に手が動くようになりました。

気づけば数行、気分が乗れば数百文字…そうして、自然に「書く習慣」が身についてきました。

③ 書くことで思考が整理される

「書くことは、思考を深め、自分を知るための手段」

書籍:書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜 著者:いしかわ ゆき 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

アウトプット前提で書くと、「自分の考えがまとまる」という効果があります。

本書では、ただの感情吐露ではなく、人に伝える前提で書くことで、思考が明確になりやすいと述べています。

たとえば、「今日考えたこと」「悩んでいること」「嬉しかったこと」など、自分の内面を言語化することで、自分を客観的に見る力が育ちます。

これは、自己理解や自己成長にもつながる大きな効果です。


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書くことを活かして稼ぎたい」という方におすすめの記事

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📝 実際に実践してみたこと

私はこの本を読んで、以下の3つを意識して実践しました。

  1. メモアプリに1日1行「気づき」を記録
  2. とりあえず書いて、後で整える
  3. ブログでアウトプットしてみる

その結果、「書くことへの抵抗感」が驚くほど減りました。

特に大きな変化は、「書くスピードが上がった」ことと、「自分の考えに自信が持てるようになった」ことです。

書くことが「習慣」になると、自然と情報のインプットにも意識が向き、考える力全体が底上げされていく感覚があります。


🙋‍♀️ 『書く習慣』はこんな人におすすめ!

この本は、以下のような人にぜひ読んでほしいです。

  • ✅ 文章を書くことに苦手意識がある人
  • ✅ ブログやSNSで発信を始めたい人
  • ✅ 毎日継続する習慣を身につけたい人
  • ✅ 思考を整理し、内省を深めたい人
  • ✅ 書くことで仕事や副業にもつなげたい人

「私に文才なんてない」と諦めていた人も、この本を読めば「書くことは才能じゃない」と前向きになれるはずです。


🎯 まとめ|書くことは誰でも習慣にできる!

『書く習慣』は、書くことに対する心理的ハードルを取り払い、「誰でも続けられる書き方」を丁寧に教えてくれる一冊です。

完璧を目指す必要はありません。 書くのが遅くても構いません。 一行からでも十分です。

大切なのは、「書くことで自分の考えや思いを言葉にする」こと。

それが続いていけば、気づけば「書くことが日常の一部」となり、自分の人生を豊かにしてくれるでしょう。


📚 書くことが未来を変える最初の一歩に

副業やブログ、ライター、コンテンツ発信…。

現代では「書くこと」は、人生を変えるスキルの1つになりつつあります。

「ブログやアフィリエイトって稼げない」と思われがちですが、実際は継続こそが最大の武器。

半年や1年、コツコツ続けてやっと結果が出る、そんな世界です。

だからこそ、「書く習慣」は未来をつくるための土台。

『書く習慣』は、単なるテクニック本ではなく、「書くことの本質」を思い出させてくれる自己対話の本でもあります。

自分の可能性を広げたい方は、ぜひ手に取ってみてください。


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🧠 思考・自己理解を深める本

「書くことで思考が整理された」「自分と向き合えた」という読者には、内省・心理系の本も相性抜群。

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しろきつね
しろきつね
ブロガー / 会社員
会社員として働くだけではリスクが大きすぎると思い、2024年にブログを開始。本が大好きで本好きの方と繋がりたい! 人生の目標は毎日ワクワク心が踊る日々を送ること。 そして静かな街で犬と猫に囲まれてのんびり平穏な日々を過ごしたい。
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