【書評】『お金持ちは合理的』著者立川健悟|感情ではなく「戦略」で人生を豊かにする方法

当ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
この本はお金持ちに共通する思考法を学ぶことができ、実際に行動することによってあなたは豊かになることができます!
貧乏から抜け出したい!お金持ちになりたい!人生を変えたい!そんな人は最後までお付き合い下さい。
私のような何処の馬骨ともしれない人物のブログを読む、努力ができる素晴らしい変態さん(いい意味で)なら人生を豊かにすることができますよ!
はじめに:お金持ちに共通する「意外な思考法」
「お金持ちって、結局運がいい人だけでしょ?」
そんな思い込みを一刀両断してくれるのが、立川健悟さんの『お金持ちは合理的』です。
この本の核心はシンプル。
お金持ちになる人は、“感情”より“合理性”で物事を判断している。
特別な才能や家柄があるわけではなく、むしろ「凡人こそ実践できる思考法」が丁寧に紹介されています。
本書を読み終えたとき、「自分にもできるかもしれない」という希望と具体的な行動指針が得られるはずです。
感情ではなく、数字で判断する
本書を通じて最も印象的だったのが、「お金持ちはとにかく感情に流されない」という点です。
日々の買い物や時間の使い方、人間関係に至るまで、「それはリターンに見合うか?」という問いを軸に行動しています。
たとえば──
- ただ“安い”からではなく、コスパを基準に物を選ぶ
- 自分の時給を意識し、時間コストで判断する
- 友人関係であっても、未来のプラスにならない関係は整理
一見、冷たいようにも見えるこの合理性ですが、長期的には「より少ない労力で豊かさを得る」ために必要な視点であることがよく分かります。
「見栄の出費」はお金を遠ざける
私たちの多くが、知らず知らずのうちに「見栄」のためにお金を使っています。
- ブランド品を買う
- 高級レストランに行く
- SNS映えの旅行にお金をかける
これらは一時的に気分を上げてくれるかもしれませんが、長い目で見れば何も資産を生みません。
一方、お金持ちはこう考えます。
「この支出は、将来的にどんな利益を生むか?」
投資用不動産、株式、自己投資、収益につながる人脈――。
お金が“働いてくれる”選択肢に資金を投じることを最優先にしているのです。
「時間」はお金以上に貴重な資源
本書では繰り返し「時間の価値」が強調されています。
お金持ちは、時間を“有限の命”と捉え、次のような行動をとります。
- 掃除や洗濯は外注して、その時間を仕事や家族との時間に使う
- 通勤時間はオーディオブックや語学学習に使う
- 無駄な会議や飲み会には極力参加しない
この“合理的な時間配分”が、結果的に収入を増やし、さらに豊かになる好循環を生み出します。
対して、一般的な人は「節約のために自分でやる」「安いから長時間働く」といった時間消費型の行動を取りがちです。
ここに、貧富の差が拡大するメカニズムがあるのです。
意思決定の速さが未来を変える
お金持ちのもう一つの特徴は「決断が速い」ことです。
これは、成功者に共通する重要な資質です。
なぜなら、意思決定が遅い人ほど“考えるふり”をして時間を浪費し、チャンスを逃してしまうから。
立川氏は、意思決定の基本として以下のような視点を提案しています。
- 感情でなく、事実と数字で判断
- すぐに8割の精度で決めて、あとで修正
- 完璧主義を捨て、行動ベースで調整する
つまり、「100%正解」を求めて動かないより、「70〜80点でもいいから動く」ことの方が、成功に近づけるというわけです。
「もったいない」は貧乏マインド
「もったいないから捨てられない」
「せっかく安く買えたから使わないと」
「無料だったからとりあえず参加する」
こうした思考が、人生の選択を曇らせます。
お金持ちは「リターンがない」と感じた瞬間に、感情を切り捨てて撤退します。
これは損切りの概念にも通じる、合理的な生き方です。
思考の軸を「コスト」ではなく「価値」に変えることが、時間もお金も有効に使う鍵になるのです。
実践:私が合理的に生きてみた結果
本書を読んで、私自身も生活を見直してみました。
結果、思わぬ効果がいくつも得られました。
実際にやってみたこと:
- スマホゲームのアンインストール → 毎日30分以上の自由時間が増加
- 交際費の見直し → 本当に会いたい人だけに絞る
- 格安SIMに乗り換え → 月額7,000円の固定費削減(日本通信SIMはdocomoの回線を使えるのに日本一コスパが良くて安いからおすすめ)
- 洗濯代行サービス導入 → 週末の家事時間が3時間短縮
- サブスク費の管理表 → 使っていないのに入りっぱなしだったのを解約
- ワンパスワードでパスワードを一括管理 → セキリティは万全でサイトとパスワードを紐つけるためフィッシング詐欺に引っ掛からなくなる・パスワードを自動で作ってもらえて覚えなくても良くなる。
数千円の節約ではなく、「時間」と「思考のクリアさ」が手に入ったことが一番の収穫でした。
豊かさとは「選べる自由」である
立川さんは、お金そのものがゴールではなく、「自由を手に入れる手段」だと語ります。
つまり──
- 嫌な仕事を断れる
- 時間を自分のために使える
- 会いたい人とだけ付き合える
- 自分の信念に従って生きられる
これが本当の「お金持ちの生活」なのです。
そのためには、日々の小さな選択がとても大切。
感情でなく、合理的な視点で選んでいく習慣が、人生を大きく変えていきます。
まとめ:お金持ちは「冷静」であり、「戦略家」である
『お金持ちは合理的』は、ただの節約術や投資テクニックを紹介する本ではありません。
もっと根本的な、「どう考えるか」を教えてくれる一冊です。
以下、本書で得た学びを要約します:
- 感情に流されず、数字と事実で判断する
- お金よりも時間を大切にする
- 「もったいない」を捨て、価値で選ぶ
- 早く決断し、行動しながら修正する
- 豊かさは「選択できる力」から生まれる
これらは、今日から誰にでも実践できることです。
そして実践を重ねることで、確実にあなたの「未来の選択肢」は増えていきます。
最後に:この本をおすすめしたい人
- 時間やお金がなぜかいつも足りないと感じている人
- 貯金や投資が苦手で、何から始めていいか分からない人
- 毎日の意思決定に疲れている人
- 本気で「人生を変えたい」と思っている人
『お金持ちは合理的』は、あなたに「考え方を変えるだけで人生は変えられる」という確かな手応えを与えてくれるはずです。
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございます!
あなたの人生が豊かになることを願っています。





