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投資・マネー

【書評・感想】『DIE WITH ZERO』|お金より「人生の時間」を最大化せよ!

shiro_kitsune

「もし今日が人生最後の日だったら、あなたは今の生き方を続けたいと思いますか?」

この問いにドキリとする人は多いのではないでしょうか。

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』は、アメリカの富豪・ビル・パ

ーキンスが説く「人生の本質」をついた一冊であり、従来の「お金を貯めて安心する」人生

観を根底から覆します。

本記事では、この衝撃的な書籍の魅力と気づきを余すことなく解説し、読後に「今すぐ行動

したくなる」ような視点を提供します。


◆『DIE WITH ZERO』とはどんな本?

『DIE WITH ZERO』は、原題そのままに「ゼロで死ぬこと」が究極の人生戦略だと説くライフデザイン書です。

著者のビル・パーキンスは、ヘッジファンドマネージャーとして巨額の資産を築いた人物。

しかし彼は、莫大な富を築いても「人生の満足度」は一定を超えないことに気づきます。

そして、「お金を増やすより、いかに使うか」が人生の質を決めると考えるようになります。

その核心が、「人は死ぬときにお金を残すべきではない」という大胆な主張。

「あなたの時間には賞味期限がある。だから“人生の今”を最大限に楽しむべきだ」

書籍:DIE WITH ZERO 著者:ビル・パーキンス 出版社:ダイヤモンド社

この一言に本書のエッセンスが凝縮されています。


📖 書籍情報

  • タイトル:DIE WITH ZERO
  • 著者:ビル・パーキンス
  • 翻訳:児島 修
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • ジャンル:マネー、自己啓発

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📚 関連記事もチェック!

『DIE WITH ZERO』に共感した方は、以下の書籍の感想記事もぜひご覧ください。

お金との向き合い方や、後悔しない人生のヒントが詰まった本ばかりです。

  • 『サイコロジー・オブ・マネー』
    お金の本質は「知識」ではなく「感情」だった?──一生お金に困らない思考法を学べる一冊です。
  • 『お金持ちは合理的』
    ムダを減らし、必要なことに集中する思考術。豊かな人生のための「選択と集中」のヒントが得られます。
  • 『お金の大学』
    経済的自由を目指すなら必読。稼ぐ・貯める・増やす・守る・使うの5ステップで、お金の基礎を学べます。
  • 『夢をかなえるゾウ』
    楽しく読みながら“今を生きる力”を高める一冊。『DIE WITH ZERO』の実践的な行動にもつながる内容です。

◆印象に残った3つの核心ルール

① 時間こそが最大の資産

お金は後からでも稼げますが、時間は一度失えば戻ってきません。

本書では何度も「時間の希少性」について語られています。

特に印象的だったのは「若さには価値がある」というくだり。

20代、30代にしかできない体験、50代にはできない冒険。

その時間を「貯金」や「仕事」に費やして後悔する人がいかに多いか。

「お金を使う“タイミング”がもっとも重要」というメッセージは、シンプルですが深い真理を突いています。

② 思い出に投資せよ

パーキンスが提唱するのが「メモリー・ディビデンド」という概念です。

これは、人生の“思い出”が将来的にもたらす幸福感の「配当」のこと。

たとえば、20代に一人旅をした経験は、何年経ってもその記憶が心を満たします。

対して、貯金残高や高級時計が将来どれほどの「心の栄養」になるでしょうか?

思い出に投資することが、「一度きりの人生を最高に味わう秘訣」だと本書は教えてくれます。

③ 「ゼロで死ぬ」は利他的でもある

「自分が死んだあとに子どもや家族に資産を残す」ことは親として自然な思いかもしれません。

しかしパーキンスは、それすら見直すべきだと提案します。

なぜなら、子どもが一番お金を必要とするのは「若い時期」であり、親の死後では遅すぎるからです。

生きているうちに「必要なタイミングで必要な支援をする」ことが、最も価値のある贈り物になると。

本書は、「ゼロで死ぬ」ことが単なる自己中心的な行動ではなく、家族にとっても最善の選択肢であることを示しています。


◆感想:「後悔しない人生」に必要なのは「行動」

私がこの本を読んで強く感じたのは、「人生の選択に迷っている人」にこそ読んでほしいということです。

私自身、これまで「将来のために」と我慢しながら生きてきた部分が多くありました。

しかし、本書を読んでからは、「人生の今をもっと楽しむ」「思い切って挑戦する」という視点が芽生えました。

特に心に残ったのが、著者が語る「後悔しない人生の方程式」:

若いうちに経験 → 記憶として蓄積 → 生涯にわたって幸福感を提供

書籍:DIE WITH ZERO 著者:ビル・パーキンス 出版社:ダイヤモンド社

この循環こそが、豊かな人生の正体だと納得しました。


◆実践したくなった5つの行動

  1. 今年中に「やってみたいことリスト」を100個書く
  2. 「思い出」にお金を使う(月1旅行、趣味体験など)
  3. 40歳以下のうちに海外体験を最低3回
  4. 子どもに早めに資産支援・時間投資を行う
  5. 年に一度、ライフプランを見直す「DIE WITH ZERO」レビュー日を設ける

ただ読むだけでなく、具体的な行動につながる内容であるのが、この本の最大の強みです。


◆こんな人におすすめ!

  • 「お金を貯める」ことが目的化している人
  • 将来への不安で今を楽しめていない人
  • 子育て世代や親として資産設計を考える人
  • セミリタイアやFIREに関心のある人
  • 人生をもっと「後悔なく」生きたい人

◆まとめ:貯金より思い出を増やそう

『DIE WITH ZERO』は、単なる「お金の使い方」の本ではありません。

それは「時間の使い方」「人生の味わい方」を根本から見直すライフデザインの指南書です。私たちはどうしても「お金があると安心」「老後のために貯めるべき」という常識にとらわれがちです。しかしその間にも、人生の「最高の瞬間」は次々と通り過ぎていきます。

この本の読後、あなたもきっとこう思うでしょう。

「今すぐ、行動しなきゃもったいない!」


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  • 『サイコロジー・オブ・マネー』
    お金の本質は「知識」ではなく「感情」だった?──一生お金に困らない思考法を学べる一冊です。
  • 『お金持ちは合理的』
    ムダを減らし、必要なことに集中する思考術。豊かな人生のための「選択と集中」のヒントが得られます。
  • 『お金の大学』
    経済的自由を目指すなら必読。稼ぐ・貯める・増やす・守る・使うの5ステップで、お金の基礎を学べます。
  • 『夢をかなえるゾウ』
    楽しく読みながら“今を生きる力”を高める一冊。『DIE WITH ZERO』の実践的な行動にもつながる内容です。

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ABOUT ME
しろきつね
しろきつね
ブロガー / 会社員
会社員として働くだけではリスクが大きすぎると思い、2024年にブログを開始。本が大好きで本好きの方と繋がりたい! 人生の目標は毎日ワクワク心が踊る日々を送ること。 そして静かな街で犬と猫に囲まれてのんびり平穏な日々を過ごしたい。
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