【書評・要約】『お金の大学』|自由な人生を手に入れる5つの力とは?両学長が教える「一生使えるお金の教科書」

はじめに:なぜ今、『お金の大学』なのか?
「お金に困らない人生を送りたい」と願う人は多いですが、実際に行動している人はほんの一握りです。
そんな中で話題を呼んでいるのが、YouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」の運営者・両学長によるベストセラー『お金の大学』です。
本書は、お金に関する知識がゼロでも理解できるように構成されており、「誰でも、今日から実践できること」にフォーカスしています。
この記事では、
- 『お金の大学』の内容をわかりやすく解説
- 実際に読んでみた感想と学び
- 特に役立った「5つの力」の具体例
- どんな人におすすめか
を徹底レビューします。
『お金の大学』の基本情報と著者について
書籍データ
- タイトル:お金の大学
- 著者:両@リベ大学長
- 発行:朝日新聞出版
- ジャンル:自己啓発/お金・資産形成
- 発売日:2024/11/20
著者「両学長」とは?
両学長は、YouTubeで登録者数284万人(2025年時点)を超える大人気チャンネル「リベラルアーツ大学」の運営者。
自身が高校生の時から起業し、失敗と成功を繰り返しながら「経済的自由」を実現した人物です。
本書には、彼がこれまでの人生で培った実践的なお金の知識が、惜しみなく詰め込まれています。
本書の核心:「自由を手に入れるための5つの力」
『お金の大学』は、以下の「5つの力」をバランスよく高めていくことで、経済的自由を実現できると説いています。
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
それぞれの力について、内容と感想を紹介します。
1. 【貯める力】固定費の見直しは「自由」への第一歩
本書ではまず、「無駄な支出」を徹底的に見直すことが重要と説かれます。
特にポイントとなるのが以下の5大固定費です。
- 通信費(格安SIMに変更)
- 光熱費(電力会社の乗り換え)
- 保険(不要な保険の見直し)
- 住居費(賃貸 vs 持ち家の考え方)
- 自動車(本当に必要か?)
これを読むと、「知らないことでどれだけお金を失っていたか」に気付かされます。
実際、筆者自身も本書を読んで即行動し、年間15万円以上の支出カットに成功しました。
2. 【稼ぐ力】労働収入だけでは不安定な時代
「会社の給料だけに頼らない生き方を考えよう」と語る両学長。
本書では、以下のような副業が具体的に紹介されています。
- Webライター
- 動画編集
- プログラミング
- せどり・物販
- ブログ/アフィリエイト
特に印象的だったのが「自分のスキルを資産に変える」発想です。
学長自身も「稼ぐ力がつくと人生の選択肢が増える」と繰り返しています。
3. 【増やす力】投資は「知識×行動」で結果が出る
本書では、投資に対する正しい知識が丁寧に説明されています。
- 長期・分散・積立が基本
- インデックス投資が王道
- NISAやiDeCoの活用法
難しい金融商品には手を出さず、再現性のある方法に絞っているのが特徴です。
「投資は怖い」と思っていた人も、リスクとリターンを理解できれば、前向きになれる構成になっています。
4. 【守る力】お金を守る=人生を守る
詐欺や情報弱者にならないためには、「守る力」が不可欠です。
- 情報リテラシーを高める
- 保険に入りすぎない
- 税金の仕組みを知る
- 詐欺やうまい話に乗らない
特にネットビジネスやSNSの広告で「楽して稼げる系」の話が多い現代、これらの知識は身を守る盾になります。
5. 【使う力】お金は「幸せ」のために使うもの
最後に語られるのが「お金の使い方」です。
貯める・稼ぐ・増やすことにばかり意識が向きがちですが、「自分や周りの人が幸せになるためにお金を使う」ことが本来の目的です。
- モノより「経験」にお金を使う
- 人とのつながりに投資する
- 社会や人に貢献する
この章を読んで、「お金は目的ではなく手段」であるという当たり前のことに立ち返ることができました。
読んで感じた『お金の大学』の魅力
圧倒的にわかりやすいイラスト&構成
本書の最大の魅力は「図解・漫画・対話形式」で進行するため、難しい話が一切ないこと。
「お金の知識にアレルギーがある人」でもすんなり読め、
YouTubeと連動しているため、読み終えた後も動画で復習できます。
今日からできる実践が盛りだくさん
「読んで満足」では終わらず、「今日から何をすべきか」が具体的に提示されています。
たとえば、
- スマホを格安SIMに変える
- 証券口座を開設する
- 副業の第一歩を踏み出す
といったアクションが明確です。
『お金の大学』はどんな人におすすめか?
- 貯金が苦手な人
- 副業を始めたいけど何からすればいいか分からない人
- 投資に興味があるけど怖い人
- 将来の生活が不安な人
- 経済的に自由な生き方に憧れる人
どれか一つでも当てはまるなら、本書はあなたの人生にとって価値ある一冊になるはずです。
まとめ:『お金の大学』は「人生の教科書」になる1冊
『お金の大学』は、ただの節約本でも、投資本でもありません。
人生を自分でデザインするための「地図」であり、今日から実践できる「行動マニュアル」です。
私自身、この本を読んでから行動が大きく変わり、毎月の支出が減り、家計の黒字化に成功
し、借金の返済も終わり副業収入が少しずつ増えてきました。
経済的な自由に向けた第一歩を踏み出せたのは、この本のおかげです。
もしあなたが、将来に漠然とした不安を抱えているなら、まずこの一冊を手に取ってみてください。
読み終えたころには、少し前向きな気持ちで明日を迎えられるはずです。





