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本の感想

書評】ユダヤ人大富豪の教え|幸せなお金持ちになれる17の秘訣とは?

shiro_kitsune

当ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます!

お金持ちになりたい!人生を変えたい!毎日楽しく余裕を持って生きたい!

そんな人のために書かれた本です。

そのお手伝いができれば幸いです。

人生を変える「幸せなお金持ち」の思考法

「お金持ちになりたい」

そう思うことは決して悪いことではありません。

しかし、多くの人は「どうすれば?」の部分でつまずいてしまいます。

お金を稼ぐために働き、働いても満たされず、さらに働く…。そのループに疑問を持ったことはありませんか?

そんな悩みを抱える人にこそ、本書『ユダヤ人大富豪の教え』は一筋の光を与えてくれます。

著者・本田健さんが、若き日の体験をもとに描いたこの物語は、単なるマネーの教科書ではなく、「豊かさと幸せを同時に得る」ための人生の指南書なのです。


幸せなお金持ちは「人間性」を重視する

「お金を稼ぐ力」と「人から信頼される力」は表裏一体だと、本書は教えてくれます。

ユダヤ人大富豪ゲラー氏が繰り返し伝えるのは、人間力を磨くことの重要性

誠実さ、感謝、責任感、ユーモア——こうした価値観を持った人間は、自然とチャンスや人脈、お金に恵まれていきます。

つまり、稼げる人は「人格者」でもあるのです。

これは多くの成功者に共通する“見えざるルール”であり、日本ではあまり語られない真実かもしれません。


「自分を知ること」からすべては始まる

ゲラー氏が最初に主人公に与えた課題は、「自分を知ること」でした。

多くの人は、自分の本当の望みや強み、才能に気づかず、他人や社会の価値観に縛られて生きています。

自分にしかない個性や天性の能力に気づくことが、お金持ちになる第一歩。

これは「自己分析」とも言えるでしょうが、単なる就活用のものとは異なり、もっと深く、魂のレベルにまで掘り下げる必要があります。


経済的自由は「ミッション」とセットで実現する

本書では、「ミッション(使命)を生きること」が経済的成功と直結していることが強調されています。

単にお金のために働くのではなく、自分が情熱を注げること、社会に貢献できることに力を注ぐことで、自然と富が引き寄せられるという考えです。

ここに、「引き寄せの法則」や「潜在意識の活用」に通じるメッセージも込められています。

お金は目的ではなく、ミッションを達成するための手段。

この視点を持てるかどうかで、人生の豊かさは大きく変わるのです。


ユダヤ人の知恵:ビジネスとは「価値の交換」

ゲラー氏は、ビジネスを「価値と価値の交換」と定義します。

お金を稼ぐとは、自分が提供できる価値(商品・サービス・時間・スキルなど)を、相手のニーズに合わせて届ける行為。

その対価として、お金が発生するのです。

つまり、「どうすればもっと人の役に立てるか?」という発想を持つことが、ビジネスの根本。

この考え方は、利他的でありながら、極めて戦略的でもあります。


「お金の奴隷」から「お金の主人」になる方法

多くの人は、給料や借金、生活費の不安に縛られて生きています。

これを本書では「お金の奴隷」と表現します。そこから抜け出すには、資産を生み出す力を持つことが重要です。

ゲラー氏が提案するのは、不労所得の源を持つこと。

投資、ビジネスオーナー、知的資産の活用などによって、「自分が働かなくても収入が入る仕組み」を構築することです。

これは、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん 貧乏父さん』にも通じる思想であり、経済的自由の鍵でもあります。


運と成功を引き寄せる「感謝と祝福」

ゲラー氏は、成功の波に乗るために「感謝」「祈り」「祝福」を習慣化するようアドバイスします。

ユダヤ人は日常の中で神に感謝を捧げ、家族や仲間の成功を心から祝福する文化を持っているといいます。

この「与える心」「循環の法則」が、彼らに成功と富をもたらしているのです。

現代では忘れられがちな価値観ですが、本当の幸せや豊かさはこうした“目に見えないもの”の中にあるのだと、強く感じました。


読後の感想:自己肯定感と経済力を同時に高めるための教科書

この本を読んで最も印象的だったのは、「お金持ちになることは、自己成長の結果である」という考え方です。

多くの人は「どうやって稼ぐか」ばかりに目を向けがちですが、本書では「どうやって価値ある人間になるか」に焦点が当てられています。

また、ユダヤ人が持つ「家族」「教育」「信用」への重視は、短期的な成功ではなく、永続的な繁栄を目指している姿勢として非常に学びが多かったです。


本書から学べる17の秘訣(簡易まとめ)

  1. 自分を深く知ること
  2. ミッションを明確にする
  3. 他人と比べず、自分の軸で生きる
  4. 他人を助けることで信頼を得る
  5. 勇気を持って行動する
  6. 直感を信じる
  7. リーダーシップを身につける
  8. 自由な時間をデザインする
  9. 働き方の主導権を持つ
  10. 自分のブランドを築く
  11. 情報を味方につける
  12. 教養と哲学を学び続ける
  13. 感謝と祝福を忘れない
  14. 家族やパートナーを大切にする
  15. 投資と資産形成を学ぶ
  16. 忍耐と継続を大切にする
  17. 楽しく人生を生きる

結びに

『ユダヤ人大富豪の教え』は、単なるマネー本や成功本ではありません。人生を通じて本当に「豊かで幸せな生き方」を探している人にとって、道標となる一冊です。

迷いや不安を感じている方、自分の可能性を信じたい方に、ぜひ手に取っていただきたい名著です。


この本を読んで、あなたはどう生きたいと思いましたか?


書籍情報

書籍:ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣

著者:本田 健

出版社:大和書房


ABOUT ME
しろきつね
しろきつね
ブロガー / 会社員
会社員として働くだけではリスクが大きすぎると思い、2024年にブログを開始。本が大好きで本好きの方と繋がりたい! 人生の目標は毎日ワクワク心が踊る日々を送ること。 そして静かな街で犬と猫に囲まれてのんびり平穏な日々を過ごしたい。
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