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【感想・書評】『目標や夢が達成できる!1年・1ヵ月・1週間・1日の時間術』|“夢を実現する力”が自然と身につく1冊!

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結論:夢や目標は「日々の行動」に落とし込むことで、現実になる

「目標はあるのに、いつも途中で挫折してしまう」「忙しい毎日で、自分の時間なんてとれない」「行動したいのに、なぜか先延ばししてしまう」──そんな悩みを抱えている人にこそ読んでほしいのが、本書『目標や夢が達成できる!1年・1ヵ月・1週間・1日の時間術』(著:吉武麻子)です。

本書が他の時間術本と一線を画すのは、「人生全体を見渡す設計図」としての時間管理を提案している点。

時間を効率的に使うためのノウハウ本ではなく、自分の夢を形にするための“思考の整理術”であり、“行動の変換術”です。

読み終えた後、「今すぐスケジュール帳を開きたくなる」、そんな前向きな気持ちにさせてくれる一冊でした。

なぜこの本が支持されるのか?その理由は「時間×目標」の黄金ルート

吉武麻子さんが教えてくれるのは、単なる時間の使い方ではありません。

本書が伝える本質

  • 夢や目標が“行動”に変わる「設計図の作り方」
  • 「目の前の1日」が未来につながる実感
  • 先延ばし・迷い・やる気のなさを“仕組み”で防ぐ方法

この3点を「1年 → 1ヵ月 → 1週間 → 1日」という階層的な時間軸に分けて解説していく構成が、本当に分かりやすく、実践しやすい。

つまり、読者は「どこから手をつければいいのか」が迷わないのです。

1年の時間術|“ビジョン”が、人生の羅針盤になる

冒頭から、「あなたは1年後、どうなっていたいですか?」という質問を突きつけられます。

この問いにハッとした人、多いのではないでしょうか?

私自身、「来週」や「今月」の目標はあっても、「1年後の自分像」は明確にしていなかったことに気づきました。

本章で印象的だったのは次のポイント:

  • ビジョンがあると迷いが減り、判断力が高まる
  • 「やりたいこと」と「できること」のズレを知るワークが秀逸
  • “叶えたい未来”に向けて、行動が逆算される仕組みができる

この1年単位でのビジョン設計は、「なんとなく生きている感覚」から脱却し、「自分の人生を自分で動かしている実感」へと変えてくれました。

1ヵ月の時間術|“テーマ設定”で軸がブレない毎日をつくる

1年のビジョンが描けたら、それを1ヵ月単位の行動へと落とし込みます。

この章で語られるのは、「毎月テーマを決める」というシンプルで効果的な方法です。

たとえば:

  • 今月は「人間関係を深める月」
  • 来月は「運動習慣を作る月」

といったように、1ヵ月ごとにフォーカスを変えることで、迷いや焦りがグッと減ります。

また、1ヵ月という単位は「リセットしやすい」ため、完璧主義の人にも優しい。

多少サボっても、「来月からまた頑張ればいい」と思える柔軟性が、自分を責めずに続けられる秘訣です。

1週間の時間術|“振り返りと予備日”が継続のカギ

この章は、特にビジネスパーソンや多忙な主婦に刺さる内容です。

著者は「週単位の見直しと計画」が、日々の迷いを減らし、前向きなルーティンを作るための最強ツールであると説いています。

印象に残ったのは、次のアイデア

  • 週末に「来週のテーマ」と「タスク一覧」を見える化する
  • 完璧な計画より、「予備日」を必ず作っておく
  • 振り返りを通じて「何ができたか」に注目する

この「週ごとに立て直せる仕組み」があるだけで、途中で挫折しても再スタートが容易になります。

1日の時間術|“やらないことリスト”が時間を生む

本書の締めくくりは、「今日1日をどう生きるか」という問い。

ここで語られるのは、「朝の10分間が、その日1日の質を決める」という時間設計です。

朝にやるべきことを明確にすることで、余計な迷いがなくなり、集中力のロスがなくなります。

そして何より参考になったのはこの逆転発想:

「やることリスト」よりも、「やらないことリスト」を作ろう

タイトル:目標や夢が達成できる!1年・1ヵ月・1週間・1日の時間術
著者:吉武 麻子
出版社:かんき出版

人はついつい、なんでも詰め込みがちです。

でも、「やらないこと」を決めるだけで、驚くほど行動が洗練され、心にも時間にも余白が生まれます

【実践して分かった】「変わったのは、時間ではなく、自分だった」

本書を読みながら、実際にこの「1年→1ヵ月→1週間→1日」の設計を試してみました。

すると、「時間が足りない」と思っていた日々が、「やるべきことが明確で、効率的に動ける」状態へと変化。

さらに、驚いたのは以下のような副産物:

  • やらなくてもいいことを自然と手放せた
  • 目標に対する自信がつき、行動のスピードが増した
  • 家族との時間や趣味にも“罪悪感なく”向き合えるようになった

つまり、時間術というより、「自分を生かすための思考術」だったのです。

この本をおすすめしたい人

  • 「やりたいことはあるのに動けない」と悩んでいる人
  • 「毎日がなんとなく過ぎている」と感じている人
  • 「忙しすぎて、自分の人生が後回し」になっている人
  • 「行動を継続するのが苦手」な人
  • 「手帳や日記が続かない」けど何とかしたい人

読めば、「自分にもできそう!」という前向きな気持ちと、「今日から動こう」というモチベーションが同時に湧いてくるはずです。

まとめ|夢は「計画」と「習慣」で、かならず現実になる

吉武麻子さんの『目標や夢が達成できる!1年・1ヵ月・1週間・1日の時間術』は、自分の人生を取り戻すための指南書。

  • 特別なアプリも
  • 高度なテクニックも
  • 自己啓発的な精神論も

必要ありません。

必要なのは、「1日10分、自分と向き合う時間」だけ。

時間は誰にとっても1日24時間

でもその使い方次第で、人生の景色はまったく違ったものになる

今日という1日が、未来の自分をつくる──。

そんな確信を、あなたにもぜひ手に取って感じてほしいと思います。

📕 書籍情報

タイトル:目標や夢が達成できる!1年・1ヵ月・1週間・1日の時間術
著者:吉武 麻子
出版社:かんき出版

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