【書評・感想】『おもしろすぎる成功法則』斎藤一人|笑いながら成功する人がやっている“超シンプルな習慣”とは?

1. 結論:成功は「面白がれる人」がつかむ
『おもしろすぎる成功法則』の最大のメッセージは、「面白がれる人が最終的に成功する」ということです。
多くの人は、成功を「努力」「我慢」「根性」の先にあるものだと信じています。
しかし斎藤一人さんは、真逆の発想を提示します。
「楽しいから続けられる。だから成功する」
これは精神論ではなく、人間の脳の仕組みに基づいた合理的な考え方です。
楽しいことは脳が「報酬」と感じ、ドーパミンが分泌され、行動が習慣化されやすくなる。逆に苦しいことは長く続かない。
だからこそ、「どう楽しむか」を工夫することが、成功の本質だといいます。
2. 著者・本書の概要
著者:斎藤一人
銀座まるかん創業者、日本一の高額納税者として12年間連続でランクイン。商売の成功者であると同時に、多くの著書を通して「幸せな生き方」を説く人物。
本書の特徴
- 成功の条件を「笑い」と「楽しさ」に集約
- 誰にでもできる習慣を豊富なエピソードで紹介
- 読むと自然と笑顔になる語り口
3. 成功を呼ぶ“おもしろがる力”の3原則
① つらいことを「ネタ」に変える
一人さんは、失敗やトラブルを「人生のネタ」として捉えます。
たとえば商売で売上がゼロの日があっても、
「今日は暇でお客さんと世間話ができたから楽しかった」
と、出来事を笑いに変えるのです。
心理学でも「リフレーミング」と呼ばれるこの方法は、同じ出来事を違う意味で捉え直すことで、ストレスを軽減し行動力を保つ効果があります。
② 言葉で心と運をコントロールする
「ツイてる」「ありがとう」といった口ぐせは、一人さんの教えで何度も出てきます。
ネガティブな言葉を口にすると脳はその状況を正しいと認識し、ますます悪い方向へ意識が向かう。
逆にポジティブな言葉を繰り返すと、脳は「その現実を探し始める」ため、良い出来事が目に入りやすくなります。
これは脳科学でいうRAS(網様体賦活系)の働きで、言葉が思考のフィルターを作る仕組みです。
③ 小さな喜びを全力で味わう
「大きな成功を待つより、目の前の楽しいことを膨らませる」
たとえば、常連のお客さんが笑ってくれた、天気が良かった、美味しいコーヒーが飲めた。そんな小さな出来事に「面白い!」と反応する癖をつけることが、毎日を成功モードに切り替える鍵です。
4. 印象的だったエピソード
エピソード1:商売の原点は「笑わせること」
若い頃、一人さんは自分の店に来たお客さんを笑わせることを最優先にしていました。
「今日は何を売ろう」ではなく、「今日はどう笑わせよう」と考える。
結果として売上は自然に上がり、常連客が増えていきました。
→ 教訓:ビジネスは商品より先に「人を喜ばせる心」が土台になる。
エピソード2:落ち込んだ日ほど「ツイてる」を連呼
大きな損失や失敗があっても、一人さんは「ツイてる、ツイてる」と言い続けます。
やがて心が軽くなり、解決策が見つかるのだそうです。
→ 教訓:感情の立て直しは意志の力より、言葉の習慣が効く。
エピソード3:人間関係は「相手を面白がる」ことで変わる
苦手な人や嫌いな人ほど、その人の変わった一面を面白がる。
すると関係が柔らかくなり、ストレスが減る。
これは人間関係の緊張を解く最短の方法だと感じました。
5. 読後の変化と実践例
私が本書を読んでから意識しているのは次の3つです。
- 毎朝「今日は面白いことが起こる」と言う
→ 脳がポジティブな出来事を探し始める。 - 困った出来事をネタ帳に記録
→ 後で笑い話にできるので、落ち込み時間が短くなる。 - 1日1回、人を笑わせる行動を取る
→ 人間関係がスムーズになり、場の雰囲気も明るくなる。
6. なぜ「面白さ」が成功につながるのか(科学的視点)
- ドーパミン効果:楽しいと感じることで脳内報酬系が活性化し、やる気と集中力が高まる。
- ポジティブ感情の拡張効果(心理学者バーバラ・フレドリクソンの研究):前向きな感情は創造性を高め、問題解決能力を広げる。
- 社会的好感度の向上:ユーモアは他者からの信頼を得やすく、人間関係の質を上げる。
つまり、「面白がる」ことは精神論ではなく、成功のための戦略でもあるのです。
7. 本書の活用法(おすすめの読み方)
- 繰り返し読む:短いエピソードが多いので、毎日1話読む習慣にすると効果が持続。
- 口ぐせを実生活に取り入れる:「ツイてる」「ありがとう」は即実践可能。
- 仲間と共有する:笑える話を一緒に楽しむことで関係性も強化される。
8. まとめ
『おもしろすぎる成功法則』は、
- 成功を難しく考えず「面白がる」視点を持つ
- 言葉の力で感情と運をコントロール
- 困難を笑い話に変える発想法
を教えてくれる一冊です。
これまで「努力=我慢」と考えていた人ほど、この本は価値があると思います。
笑いながら進むことが、結局は一番早く、そして楽しくゴールにたどり着く方法なのです。
今すぐできる行動リスト
- 今日中に「ありがとう」を10回以上口にする
- 嫌な出来事をあえて笑いに変えて話してみる
- 面白いことを探すアンテナを意識的に立てる
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📘 書籍情報
書名:おもしろすぎる成功法則
著者:斎藤一人
出版社:サンマーク出版
ジャンル:自己啓発/ビジネス/人生哲学





