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【書評・感想】『眼力』斎藤一人|人生と商売を見抜く“本物の目”を養う方法

shiro_kitsune

結論:人生も商売も「見える人」だけが成功する

斎藤一人さんの『眼力』は、人生をより良くするために必要な「物事の本質を見抜く力」を、平易な言葉と具体的な事例で教えてくれる一冊です。

本書のテーマはずばり「本物を見抜く力=眼力」
これは単なる勘や経験ではなく、人の本質や出来事の意味を瞬時に見分ける力です。

商売で成功するにも、人間関係でつまずかないためにも、この「眼力」は欠かせません。
しかも、一人さんは「これは誰でも磨ける能力だ」と断言します。

1. 眼力とは何か?──“上っ面”に惑わされない力

多くの人は「目に見えるもの」や「その場の雰囲気」に流されがちです。
しかし、一人さんによれば、真に成功する人は「事実の奥に隠れた本質」を見るのが得意
例えば、

  • 店の外観が豪華でも、中のサービスや味が伴っていなければリピーターは来ない
  • 相手がどれだけ口がうまくても、誠意や実績がなければ信用は長続きしない

こうした判断を即座にできる人こそ「眼力がある人」です。

本書では「目の前の情報に飛びつくな」「裏側を想像する習慣を持て」という教えが繰り返し出てきます。

2. 眼力がないと、なぜ人生は遠回りするのか

一人さんは、「眼力がない人は、無駄な回り道が多くなる」と言います。
たとえば商売を例にとると

  • 売れそうに見えるが、仕入れ単価や人件費を見れば赤字必至の商品に飛びつく
  • “儲かる話”に見えるが、契約書や相手の過去実績を調べないまま進めて失敗する

こうした失敗のほとんどは、「先に調べる」「相手をよく観察する」という基本を怠った結果です。

つまり、眼力とは「事前の見極めで無駄を減らす力」であり、それがあるだけで人生の効率が大きく変わります。

3. 眼力を磨く5つの習慣(本書より)

一人さんは、眼力は生まれつきではなく習慣で磨けるとしています。
本書で紹介されている中から、特に重要な5つをピックアップします。

(1) 事実と感情を切り分けて見る

人は感情に引きずられると、正しい判断ができなくなります。

嬉しいときほど慎重に、腹が立ったときほど冷静に

この癖をつけるだけで、見抜く精度が上がります。

(2) 長期的な視点を持つ

今日の得よりも、5年後の信用を優先する。
短期利益だけを追う人は、眼力を磨くチャンスを逃します。

(3) “逆から”考える

「なぜこの人はこの行動をとったのか?」を逆算で推測する習慣を持つと、相手の本心や目的が見えやすくなります。

(4) 小さな違和感を無視しない

直感的に「何かおかしい」と思ったら、その感覚を無視せず、裏を取る努力をする
違和感は真実への入り口です。

(5) 多くの人と接して経験値を積む

眼力はデータの蓄積で磨かれます。
多様な人と会い、多くの事例を知ることで、比較対象が増え、判断が正確になります

4. 商売における眼力の実例

本書では、一人さんが実際に経営する銀座まるかんのエピソードも紹介されます。
例えば、店を出す場所選び。
立地条件や賃料だけで判断せず、その街の人の動き、近隣店舗の客層、時間帯別の通行量まで観察する
こうした「数字と現場の両方」を見ることで、失敗を限りなく減らしているのです。

さらに、採用時のエピソードも興味深いです。
履歴書や経歴よりも、面接時の表情・声のトーン・受け答えの素直さを重視する
「長く付き合える人かどうか」を見抜くには、紙の情報よりも生のやり取りが大事だというのです。

5. 人間関係に効く“人を見る目”

一人さんは、眼力は商売だけでなく人間関係の質を劇的に変えると説きます。
例えば、

  • 何でも自分の利益優先で動く人
  • 口先だけで行動しない人
  • 噂や悪口ばかり言う人

こういう人は、早めに距離を置くべきだと明言しています。

逆に、信頼できる人は「約束を守る」「小さなことでも感謝する」「他人の成功を喜べる」という特徴がある

これらのサインを日常で見抜けるようになれば、人間関係のストレスは格段に減ります。

6. 眼力を磨くための“日常トレーニング”

一人さんが提案する眼力トレーニングはシンプルです。

  1. 観察メモ習慣
     会った人や訪れた場所の印象を3行でメモする。
  2. 予測ゲーム
     この人はどう動くだろう? この商品は売れるだろうか?と予測し、後で答え合わせする。
  3. 本やニュースの裏読み
     書かれていない背景や意図を考えるクセをつける。

これらを繰り返すことで、「見えない部分を推測する力」が鍛えられます。

7. 読後の学びと行動リスト

『眼力』を読んで私が得た最大の学びは、「見る力は日々の小さな観察と判断の積み重ねで養われる」ということです。

本書を読んだら、次の行動をすぐに試すと効果的です。

  • 今日会った人の良い点・気になる点をノートに書く
  • 商品やサービスを利用する前に「裏側の仕組み」を想像する
  • “違和感”を感じたら、理由を探してみる

まとめ:眼力は、人生の羅針盤になる

『眼力』は、「成功者は運がいいから成功したのではなく、正しい選択を積み重ねてきた」という事実を教えてくれます。

その正しい選択の裏には、必ず「本質を見抜く力」がある。

私たちも今日から、感情や見た目に流されず、事実と本質を見る習慣を始めれば、人生も商売も確実に変わります
まさに眼力は、人生に必須のスキル。
この本は、その羅針盤の使い方を丁寧に教えてくれる一冊です。

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📗 書籍情報

書籍名:眼力
著者:斎藤一人
出版社:サンマーク出版
ジャンル:自己啓発/ビジネス/人生哲学

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