「たった30の“ありがとう”で人生が変わる――『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』(武田双雲著)を読んで得られる5つのメリットと知っておきたい2つのデメリット」
はじめに
「いつも何となくモヤモヤしている」「もっと人生を軽やかに、毎日を幸せに過ごしたい」――こんな思いを抱えている方へ。書道家でありアーティストでもある武田双雲さんの本『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』は、そんなあなたの悩みに寄り添い、「感謝」を習慣に変えるための具体的な技術を提示してくれます。 総合出版すばる舎
この記事では、この本を読むことによって得られる メリット を中心に、加えて知っておきたい デメリット もあわせて整理します。読者のあなたが「読む/買う」かどうかを判断する一助となれば幸いです。そして最後までお読みいただければ、「どう行動すればいいか」までイメージできると思います。
それでは、よろしくお願いします。
本書の概要
まずは本書がどんな内容か、ざっと解説します。
- タイトル:『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』 総合出版すばる舎
- 著者:武田双雲さん(書道家・アーティスト)
- 出版日:2022年7月4日刊行。出版社はすばる舎。 総合出版すばる舎
- 構成(目次の一部):「Prologue 『感謝は技術で手に入る』」「第1章 日常の景色がガラッと変わる『ありがとう』の奇跡」「第2章 自分のまわりが“好きな人だらけ”になる考え方」「第3章 毎日が“幸せであふれる”シンプルな習慣」「最終章 良いことばかりが降りそそぐ“感謝”の技術」など。 kinokuniya
- キーメッセージ:武田さんは「感謝は技術である」と断言し、どんな人でも日常の中で「ありがとう」を発することで、人生の見え方・感じ方が変わると説いています。
このように、難しい理論ではなく「すぐに実践できる感謝の技術」が詰まっており、自己啓発系でも、日常を豊かにしたい人にも読みやすい1冊です。
読むことによって得られる5つのメリット
1. 日常の見え方が変わる
本書では、「言葉→脳→行動」という順序で人は動いており、言葉を変えれば、思考が変わり、行動が変わると説かれています。例えば「ありがとう」という言葉を先に出すことで、感謝に気づく視点が生まれ、日常の景色が鮮やかに変化するというものです。
つまり、忙しさの中で見落としがちな“当たり前”のことにもメスを入れられ、「ふと感謝できる自分」に気づけるようになります。これは毎日の幸福感を底上げする大きなメリットです。
2. 人間関係が豊かになる視点が得られる
第2章あたりでは「自分のまわりが“好きな人だらけ”になる考え方」として、感謝を通じて自分の周囲の人を違った角度で見られるようになると書かれています。
たとえば「いつも支えてくれている人にありがとう」「あの人がいてくれるだけでありがたい」といった視点が育まれると、比較や嫉妬、ネガティブな思考から解放され、「おかげさま」という言葉が自然に出てくるようになるのです。実際、本書でも「感謝は自分から出すべきエネルギーである」と語られています。
人間関係によるストレスが減ったという感想も多く、「嫌いな人がいてもその時間を“感謝できる視点”に転換できた」という例も紹介されています。
3. シンプルな習慣化で「幸せ感」が増す
第3章では「毎日が“幸せであふれる”シンプルな習慣」として、次のような具体的な提案があります:
- 身のまわりの道具にお礼を言うこと
- 食事や掃除、布団に入るときなど“当たり前”のことを丁寧に行うこと
- 「ありがとう」と3秒だけ口に出してみること
こうした習慣を「難しくない形」で取り入れられる点が、継続のハードルを下げてくれます。そして継続することで、「小さな幸せ」が積み重なり、「今日はいい日だった」「自分って幸せだったかもしれない」と感じやすくなるのです。
4. 自分自身を認める力がつく
本書では、自分自身に「ありがとう」を言うこと、自分の存在を「神社化」して手を合わせることなどの章もあります。
私たちは日々、自分に厳しくなりがちです。「もっとできたはず」「あのとき失敗した」と自分を責める思考が出やすい時代です。しかし、感謝の習慣を持つことで「自分ってがんばってるね」「これだけでもできてるじゃないか」と自分を軽く受け止める視点が育まれます。
自分を認めることが、他人との比較や焦りから解放される第一歩となります。つまり、内側からの安心感が養われるのです。
5. ネガティブな思考のサイクルを断ち切るきっかけになる
現代社会では「情報量の多さ」「成果主義」「SNSでの比較」などにより、どうしても「ないもの」に目を向けてしまいがちだと本書は指摘しています。
本書は「ないもの思考」ではなく「あるもの思考」「感謝思考」を推奨し、「感謝は技術である」と言います。
この視点が手に入ることで、「どうせうまくいかない」「自分には価値がない」といったネガティブな思考を、「これはありがたい」「この状況でできることは?」という方向へと変えるきっかけになります。
また、感謝を先出しすることで、良いことが起き始めるというのは私自身体験済みなので、やる価値しかないと思います。
知っておきたい2つのデメリット
もちろん、この本にも「読むだけでは変化が起きにくい」「合わない人には合わない」という側面も存在します。以下に主なものを挙げます。
デメリット 1:実践しなければ「読んだだけ」で終わる可能性あり
本書の良さは「技術」「習慣化」できるところにありますが、読むだけで終わってしまうと効果が薄いというのも事実です。
例えば「ありがとうと3秒だけ口に出す」「身近な道具にお礼を言う」など、具体的ですが「やってみよう」と思っても継続に至らないケースも多く見られます。
つまり、「この本を買って満足」「いい言葉だったな」で終わってしまうと、得られる価値は限定的です。行動を伴わせることが成長の分かれ目となります。
デメリット 2:既に「感謝している」「自己成長書をたくさん読んでいる」人には新鮮さが少ない可能性
本書は「ありがとう」「感謝」「習慣化」といったテーマを、誰にでもわかりやすく伝えている点が強みですが、同テーマの書籍をすでに数多く読んでいたり、自己成長・マインドセット系を深めていたりする人にとっては、「知っている内容も含まれている」と感じられるかもしれません。
実際、「感謝することの大切さ」「当たり前と感じることを問い直す」というメッセージ自体は、既視感を持つ読者もいるという書評があります。
そのため、「自分には新しい視点が必要だ」「今までとはちょっと違う切り口を探していた」という人には、若干物足りなさを感じる可能性があります。
読んだあとどう活かす?3ステップ実践プラン
せっかく読むなら「最後まで読んで、行動に移して」こそ価値が出ます。ここで、読後に取り組むべき3ステップを提案します。
ステップ1:購入または図書館で借りてざっと目次を把握する
まずは本書を手に入れ(購入または図書館利用)、ざっと目次を眺めて「自分に刺さりそうな章」「今の自分に必要だと思える章」を見つけてください。
このとき、章タイトルだけでも「うん、これ読もう」「あ、ここ飛ばしてもいいかも」という仮決めをしておくと、読み進めるハードルが下がります。
ステップ2:1章ずつ「実践ポイント」を書き出す
次に、各章を読んだら「この中から自分が明日からできそうなこと」を1つ選び、ノートやスマホのメモに書き出します。例えば:
- 「『ありがとう』と3秒だけ口に出してみる」
- 「今日1つ、身のまわりの道具にお礼を言う」
- 「自分に手を合わせて『ありがとう』と言う」
書き出したら、読んだその日〜翌日から実践。行動の振り返りをその週だけでも簡単にしてみてください。
ステップ3:週末に振り返り、次の1週間に活かす
1週間たったら、「できたかどうか」「気づきは何だったか」「変化を感じたか」を振り返りましょう。
変化が小さくても構いません。継続が鍵です。そのうえで次に「もう1つだけ、別の習慣を加える」などステップアップの方針を立ててください。
本書が「30の技術」と銘打っているのも、「一気に30やる」のではなく、「少しずつ実践し、習慣化する」ことが本質であるからです。 総合出版すばる舎
このサイクルを回していくことで、「読んだだけ」で終わらず、読んだ価値を最大化できます。
まとめ
ここまで、『「ありがとう」の教科書』を読むことによるメリット・デメリット、そしてどう活かすかを解説してきました。もう一度ポイントを整理します。
メリット
- 日常の見え方が変わる
- 人間関係が豊かになる視点が得られる
- シンプルな習慣化で幸せ感が増す
- 自分自身を認める力がつく
- ネガティブな思考のサイクルを断ち切るきっかけになる
デメリット
- 実践しなければ読んだだけで終わる可能性がある
- 既に同種の自己啓発本を読んでいる人には新鮮さが少ない可能性がある
活用プラン
- 目次を把握して章を選ぶ
- 各章から実践ポイントを1つ書き出して行動に移す
- 週末に振り返り、次の週間に活かす
この本は、「大きな変化」ではなく、「小さな“ありがとう”の積み重ね」が人生を変えるというメッセージを、優しく、具体的に伝えてくれます。日々の中でちょっと疲れている方、もっと軽やかに生きたい方、人間関係を整えたい方、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
最後にひとこと。私たちは忙しい毎日を送る中で、「当たり前」に流されがちです。でも、当たり前の中にも宝があります。今日1つ、「ありがとう」と口に出してみる。それだけで、景色が少し変わるかもしれません。
ぜひ、『「ありがとう」の教科書』を通じて、その第一歩を踏み出してみてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
あなたの人生が幸せでありますように。

